今度ワークルール検定(初級)を受験するんだけど、どんな問題が出るんだろう…
1発で受かりたいな!
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- ワークルール検定 初級にどんな問題が出るのか知りたい
- 確実に受かりたいので、少しでも合格率を上げたい
- 必ず検定を取得したい!
ワークルール検定が2023年秋から47都道府県で受験できるようになり、これからますます多くの方に挑戦されると思います。
当記事では、実際にワークルール検定を受験し合格してきた経験をベースに、出題された問題の範囲や、傾向と対策(押さえておくべきポイント)について解説しています。
✅本記事の信頼性
ワークルール検定初級取得、次回中級取得予定!
2024年11月25日 ワークルール検定「中級」合格しました☆
ワークルール検定で実際に出題された問題は”会員限定公開”となっているため、当記事ではあくまでその出題範囲と押さえておくべきポイントに重点をおいて解説します。出典:ワークルール検定
そもそもワークルール検定ってなに?
ワークルールとは、主に労働法や過去の裁判事例を元にした、働くことに関するルールとなります。
そんなルールを検定試験というわかりやすい形式で学べるようにしたものが、ワークルール検定になります。
内容については以下の記事にまとめております👇
①出題範囲と傾向
ワークルール検定(初級)では、大きくわけて「一般的知識・労働契約・労働条件・雇用終了・労働組合」の5つの範囲から出題されるとなっていますが、実際の出題範囲はどうだったのでしょうか。
以下の表に実際に出題された範囲と問題数をまとめました。
集計はあくまで私の確認した限りですが、一般的知識に関する問題は確認できませんでした。
より実務に近い、労働条件や雇用終了、労働組合に関する問題が多く出題されたようです。
②回答の選び方
次に、問題に対する回答の選び方について集計しました。
ワークルール検定での回答方法は、過去問題集を見る限り、主に以下の4つになりますが、実際の選択肢はどうだったのでしょうか。
正しいものや誤っているものをひとつ選ぶ問題が、全体の半数以上出題されたことがわかりました。
過去問題集を解いていて非常に厄介だったのが、正しい or 誤っているものをすべて答える問題であったため、これは受験者としては非常に助かったのではないでしょうか。
③過去問題集2024年版との比較
現在公式に発売されているワークルール検定過去問題集の最新版(2024年現在)には、初級に関する過去問が合計150問収録されておりますが、今回の試験との関連性はどの程度であったのか、以下にまとめました。
収録されている過去問とまったく同じ問題はありませんでしたが、ほぼ同じ選択肢や似ているものは半数以上ありました。
よって、過去問を学習することは非常に有効であるとわかります。
また、初級受講者には、期間限定での初級講座の動画及び資料が提供されるのですが、過去問に掲載されていない分は、こちらから出題されました。
よって、この動画も必ず視聴するべきものであるとわかります。
④特に注意すべき問題と回答
今回の試験において、特に間違えやすかったのではないかと思われる知識について、例題を交えながら解説いたします。
問1 6時間を超える勤務の労働者には、60分以上の休憩時間を与えなければならない。 ○ or ×
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回答:×
6時間を超えるときは45分以上、8時間を超えるときは60分以上の休憩時間が必要になります。
問2 高年齢者雇用安定法に則り、①定年の引き上げ②継続雇用制度の導入③定年の廃止と、いずれかの措置を導入できるよう努める必要がある。 ○ or ×
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回答:×
努める必要・・・ではなく、いずれかの措置を導入することが義務付けられています。
問3 労働協約が見直されて、当初結んだ労働契約より不利な条件に変更されてしまった。○ or ×
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回答:○
労働協約は、規定内容の有利不利を問わず、就業規則や労働契約より優先されます。よって、より有利な条件であっても、労働協約が不利益変更された場合、それに従う必要があります。
まとめ:しっかり問題集を解いてのぞもう!
今回はワークルール検定2024春 初級について、解説させて頂きました。
正直、公式問題集や参考書がとてもわかりやすく優秀であり、さらに事前に講習動画を無料で見れるなど、至れり尽くせりの待遇であるため、合格の難易度自体は大して難しくありません。
ただ、本来の目的は、ワークルールについて学ぶことですから、しっかり勉強して臨んで頂けると、今後の仕事に必ず生かせると考えます。
ぜひ満点合格を目指したいところですね!
ワークルール検定2024秋については以下に記事にまとめています👇
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