労働三権とは?意味について詳しく解説!

組合知識
組合員
組合員

え、労働三権?聞いたことないよ

はがパパ
はがパパ

はい、私も役員になるまで知りませんでした。

労働三権

普通に仕事していたらまず聞くことはないですよね!

「労働組合」と「労働三権」は切っても切れない関係ですので、

ぜひ覚えていってくださいね!

労働三権について

日本国憲法で保障されている、働く人を守るための権利になります。

労働組合という組織は、この権利の元に組織し活動し成り立っています

具体的には以下3つのことを指します。

①団結権

②団体交渉権

③団体行動権

それでは、それぞれの権利について説明します。

①団結権とは

労働者が「労働組合」を立ち上げたり、加入したりできる権利です。

この権利のおかげで、私たちは自由に労働組合を立ち上げられるんですね!

団結権によって、労働者は集団となり、会社に要求を通しやすくなりました。

余談ですが、

2021年4月にAmazon社が労働組合を立ち上げようとしましたが、

企業側が賃上げと反組合キャンペーンを行い

それを阻止したことがニュースになりましたね。

結局2022年4月には結成されたようですが、アメリカにおいて労働組合は脅威となる歴史があるようです。

②団体交渉権とは

労働組合が雇い主である会社と対等の立場で交渉できる権利です。

労働協約の締結や春闘における団体交渉がこれに当たりますね!

春闘の詳細については以下の記事をどうぞ!

春闘って何?春闘が収束するまでの流れを詳しく解説!
組合員 今度春闘の説明会ってのがあるんだけどーよくわからないし、面倒だから参加したくないな~ はがパパ ん~わかるよ、勝手にやってろって感じだよね(笑) でも、私たちの会社生活に大きく関わることを決めてるから、できるだけ参加して欲しいな! ...

③団体行動権とは

労働組合が先ほどの春闘などの団体交渉以外の行動を起こせる権利になります。

主にストライキや集会などですね!

日本ではあまりストライキを聞きませんが、

アメリカにおいては2022年に1,000人以上が参加する大規模ストライキが23件発生し、約12万人が参加したようです。

まとめ

労働組合は、労働三権における「団体権」で立ち上げ、

「団体交渉権」で使用者(会社)と交渉し、

時には「団体行動権」でストライキを起こせるということですね!

せっかく国が認めた権利ですので、理解しておきましょう!

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