ワークルール検定ってなんだろう?
労働組合の先輩に受験を勧められたんだけど、具体的にどんな検定なのかな?
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- ワークルール検定ってなんだろう?
- どんな試験なの?難易度はどうかな?
- 労働組合とどんな関係があるのかな?
ワークルール検定という存在を知って、こういった疑問を持った方も多いはず!
この記事では、ワークルール検定と労働組合との関係性について、できるだけわかりやすくまとめましたので、ぜひ最後までお読みください!
✅本記事の信頼性
組合役員の組織力向上にピッタリです!
目次
ワークルール検定ってなんだろう?
そもそもワークルールとは、
主に労働法という法律に書かれている、働くことに関するルールになります。
法律の勉強をする!
なんてハードルが高いですよね(;´・ω・)
なので、そんなワークルールを学びやすくするために生まれたのが、ワークルール検定というものになります。
検定の勉強すれば、自ずと労働法の法律を学ぶことに繋がるのです!(*´▽`*)
なぜワークルールを学ぶ必要があるの?
これは労使ともに言えることですが、ワークルールを知らなければ、自職場の異常さに気付くことができないということです。
「ブラック企業」
「ハラスメント」
「サービス残業」など、
これらは全てワークルール違反となります。
労使ともにワークルールを知らなければ、これが普通であると誰も疑問を持つことができません。
ワークルールを知るということは、本来労使ともに必須なことなのです(; ・`д・´)
どんな試験なの?
試験について、以下の表にまとめてみました。
難易度自体はそこまで高くないので、気軽に受験できそうですね( *´艸`)
※初級と中級の同時受験が可能ですが、初級を受験せず、中級のみの受験はできません。
どんな問題が出るの?
試験範囲は以下の通りです。
やはり中級は試験範囲も広く、試験時間も長いですね(;´・ω・)
以下は公式HP掲載の初級問題の例です。
Q1 次のうち、労基法が適用される「労働者」を全て選べ。
1 正社員
2 パートタイマー
3 アルバイト
4 派遣労働者
これは至ってシンプルな問題ですね。
答えは、
・
・
・
「1~4全て」となります。
ちょっとイジワル?( *´艸`)
必要予算について
受験と受験勉強に必要な予算は以下の通りです。
問題集は共通なので、初級を受講した方は、中級は7,540円で済みますね。
また、初級は無料、中級は有料で講習web動画を視聴可能です。
ワークルール検定参考書について
ワークルール検定は、公式の参考書が素晴らしく充実しております。
ワークルール検定(初級)とワークルール検定(中級)のテキストでは、必要な知識がわかりやすく網羅されており、試験対策だけでなく常に持っておきたい1冊ですね!
また、試験対策にはワークルール検定(問題集)が最適です!
類似問題が多く出るので、ぜひ手に入れておきたい1冊ですね!
労働組合との関連性は?
ワークルールの試験範囲で紹介した通り、出題範囲の中にすでに「労働組合」という項目があります。
試験問題としては、「労働三権」や「ユニオンショップ条項」などの基本的な項目や、「不当労働の判別」や「解雇問題」など労働組合の本質というべき部分にも関わってきております。
私の労組では、組合の勉強といえば集団でのセミナーやちょっとしたお勉強会が大半であり、効果の確認という意味では、本当に学べているか疑問がありました。
それに対し、この「ワークルール検定」では、検定という日本人に馴染んだ方式で受験することができ、以下のような合格証も発行されるため、目に見えて効果を確認することができます。
合格証がもらえるなら、やる気も出ますね!
私の支部では、機関委員の勉強として利用しようかなと考えています。
皆さんの労組でも受けられてみてはいかがですか?
まとめ:ぜひ!受験してみてください!
今回は「ワークルール検定」について紹介させて頂きました。
組合活動の勉強について、こんな便利な検定があるなら利用しない手はありませんね!
私も次は中級を受験する予定ですので、一緒に頑張りましょう!
また、ワークルール検定に関して以下の記事でも紹介しています👇
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