

自動車大手11社の中で、一番賃上げ回答額が大きいのはどこだろう?
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- 自動車総連加盟 大手11社の紹介
- 賃上げ回答額ランキング
- 年間一時金回答額ランキング(確認中・・)
- まとめ
✅本記事の信頼性

目次
大手自動車メーカー11社を徹底比較!

2025春闘について、大手自動車メーカー各社は円安による好業績もあり、昨年に引き続き多くの賃上げが達成されました!
今回の記事では、そんな各自動車メーカーの賃上げ回答額をランキング形式で紹介します。
他労組や各年度毎の春闘状況はこちら👇

大手自動車メーカー11社の紹介!

ランキングを紹介する前に、自動車総連とそれに加盟する各社、各労組を紹介いたします!
自動車総連とは・・
自動車総連(全日本自動車産業労働組合総連合会)は、全トヨタ連合(トヨタ労組)などの自動車メーカーや、部品メーカー、販売、輸送の各業種などの労組が加盟し、約78万6千人(2023年9月現在)を擁する産別労組になります。
加盟している労連は全部で12あり、うち自動車メーカーにあたるのが11労連になります。
2025春闘における自動車総連についてはコチラ👇

自動車メーカー11社の紹介
以下が自動車総連に加盟している大手自動車メーカー11社になります。
1、トヨタ自動車労組

2、日産労組

3、ホンダ労組

4、マツダ労組

5、三菱自動車労組

6、スズキ労組

7、SUBARU労組

8、ダイハツ労組

9、いすゞ労組

10、日野自動車労組

11、ヤマハ発動機労組


どこも日本を代表する企業ですね(; ・`д・´)
☆賃上げ回答額ランキング!☆

それではここから各メーカーの要求額をランキング形式で紹介いたします。
2025春闘における要求額ランキングはコチラ👇

①賃上げ回答額
2025春闘における賃上げ回答額(総額、定昇+ベア等)になります。
※トヨタ自動車様におかれましては、平均賃上げ額を非公開とされておりますので、申し訳ありませんが「ランク外」とさせて頂きました。
また、まさかのSUBARU様におかれましても、トヨタ自動車同様に平均ではなく職種別での最高額回答となりましたので、こちらも「ランク外」とさせて頂いたことご了承ください。

1位はスズキの2万1600円(要求越え)となりました!
スズキは昨年2024春闘においても、要求額平均2万1000円に対し、要求越えとなる平均10%越えの賃上げ回答を実施しておりますので、まさかの2年連続要求越えになります!

非常に業績が好調なことも功を奏していますね!
2位は400円差でダイハツの2万1200円でした。
こちらは満額回答となりましたね!
ダイハツは、昨春闘認証不正問題により要求無しからの2000円回答でしたので、賃上げの遅れを取り戻す意味合いが強かったのではないでしょうか?
また、今回目立ったのがホンダで、要求額との差がマイナス4500円となっていました。
大幅賃上げには変わらないものの、昨年までの大幅賃上げを踏まえ、先を見据えた回答のようでした。

自動車総連さんがベア相当額として1万2000円の要求方針を掲げていますが、おそらく全社クリアできたのではないでしょうか?(トヨタさん、SUBARUさんも好調ですし)
②年間一時金回答額
続いて、年間一時金(ボーナス)の要求額ランキングです。
一時金は賃上げ要求と違って、その企業の業績が直結しているのが特徴ですね!

1位は今度こそトヨタの7.6ヵ月分でした!
昨年に引き続きトヨタの業績は好調であり、2025年3月期の連結業績予想が、売上高47兆円、純利益4兆5200億円と過去最高を更新したことも追い風となったでしょうね!
2位はホンダの6.9ヵ月分です。
こちらも業績は好調であり、2024年4-12月期の連結営業利益が前年比5.9%増の1兆1399億円となっていますね!
逆に下位に占めるメーカーは、ここ数年で認証不正問題や赤字の関係で停滞しているメーカーとなっています。こればっかりはしょうがないですね(;´・ω・)
まとめ:2025春闘では各社差が出てきましたね!

今回の記事では、大手自動車メーカー11社の回答額についてランキング形式で紹介させて頂きました!
今春闘の特徴として、どの産別も満額回答が多かった昨春闘に比べ、満額回答が半数程度に落ち着いたということでしょうか。
円高や関税の影響を受ける業界ですから、来春闘も賃上げ継続なるか期待ですね!
2024春闘におけるランキングはコチラ👇


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