セクハラってどこまで判断されるんだろ、普段の行為がセクハラだったらどうしよう…
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- そもそもセクハラってなに?
- 普段の振る舞いがセクハラに当たるのかがわからない
- セクハラにはどんな種類があるのか知りたい
当ブログにおけるセクハラのタイプ別名称は、あくまで当ブログにおける表現であるため、イメージとして解釈して頂ければと思います。
✅本記事の信頼性
この記事では、私が学んできたセミナーや書籍を元に、セクハラについて簡単にわかりやすく解説しています。
目次
セクハラってなに?
そもそもセクハラとは何か?
「セクシャルハラスメント、通称セクハラとは」
一言でいうと、「性的な嫌がらせ」になります。
職場において異性だけでなく同姓に対するものも含まれるほか、被害者の性的思考や性自認は問わず対象になることとされています。
また、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)などの性的少数者に対するセクハラも理解が必要です。
セクハラによる被害の型
職場におけるセクハラ被害は、大きく2つの型に分けることができます。
・対価型
例えば、セクハラ被害を受けた方が、その加害者に対して反発したことにより、「解雇・降格・減給」などの不利益を被るタイプのセクハラです。
・環境型
加害者の性的な言動や接触により、被害者の就業環境が悪くなり、業務や生活に影響が出てしまう、一般的に認識されているタイプのセクハラです。
またどちらにも共通する特徴として、
- 性的なことに関する言動や行動が起因している
- 相手が望んでいないことである
- 職場における上下関係などの力関係が影響している
ということが挙げられます。
職場における力関係にはパワハラやモラハラなども影響しております。
以下の記事にまとめておりますので、是非お読みください。
セクハラタイプ別診断
ここからセクハラをタイプ別に解説します。
各セクハラの特色を記載していますので、普段の自分の行動や言動と照らし合わせて考えて頂ければと思います。
おそらくこの記事を書いている最中にも新たなタイプが認識されているかもしれません。
これが全てでないことをご了承ください。m(__)m
強要型
・食事や飲み会、デートなどに強引にしつこく誘ってくる
・上下関係を利用し、仕事といって別室に呼び出したり、個人的な指導を行う
これは、気に入った相手に対し、執拗に誘うタイプのセクハラになります。
相手も断ったことで不利益を被ることを恐れ、我慢を強いられることも。
また、飲み会を1回だけと同意して相手を勘違いさせることも十分考えられます。
・相手の嫌がることはしない
・強制しない
・飲み会は1対1ではなく、複数人で参加する
職場内でのコミュニケーションを深めるにしても、双方意識して取り組むようにしましょう!
接触型
・相手の身体を触る
・頭をなでる
・抱きつく など
飲み会の席などに多く、コミュニケーションの一環として昔からのやり方で触れる方も…
また、異性同士だけでなく同性同士でも起こりうることになります。
何気ないコミュニケーションとして相手の肩に手を置くこともありますが、それが何度も繰り返されると相手が不快な気持ちになることは十分あります。
この程度ならと自分の感覚で考えるのは大いに間違いです。
相手が嫌がること、身体への接触はやめましょう。
発言型
・身体や容姿のことを笑う
・男だから、女だからと性別によって相手のことを決めつける
・相手の嫌がることを言う(プライベートに関することなど)
これは、発言によって相手を不快にさせるタイプのセクハラになります。
本人にとっては冗談のつもりでも、相手にとっては傷つくことも十分にあります。
もし悩んでいる人を見かけたら、皆で発言者に対して注意するなど、より良い職場環境の維持を目指していただければと思います。
視覚型
・パソコンの壁紙を、他の人が見て嫌がる画像にする
・相手の嫌がる画像や動画を一方的に送り付ける
これは、見る人を嫌がらせるタイプのセクハラになります。
嫌がるものは人それぞれですので、セクシー画像に留まらず、虫などの生き物や、もしかしたら子供の写真も見る人にとっては不快となり、トラブルにつながる恐れがあります。
過剰に反応して対策する必要はないと考えますが、少なくとも多くの人が嫌がるであろう画像は極力避けた方が無難ですね。
強引型
・飲み会で一気を強要する
・有無を言わせず飲みに誘い、特別に可愛がる
・自分の準備してきた食べ物を強引に食べさせる
・部下をペットのように扱い、思い通りにさせる
これは、管理職の女性が増加したことによって注目されたタイプのセクハラになります。
女性が男性に対し無理やり風俗店に誘ったり、宴会での芸を強要するケースもあるようです。
私の経験上、女性はすぐに声を上げ被害を未然に防ぐことをができますが、男性は女性ほど声はあげませんし、上げても女性ほど真剣には取り合ってもらえないと感じます。
男性女性関係なく、被害にあった場合は労働組合もしくは会社の相談窓口へ相談されることをお勧めします。
ストーカー型
・いわゆるストーカー
・一方的に思いを寄せて待ち伏せする
・一方的にプレゼントを贈り、相手を嫌な気持ちにさせる
・勘違いにより、相手も自分に好意があると信じている
一方にとっては恋愛感情の延長線上かもしれませんが、いわゆるストーカーと判断される行為が該当します。
相手の嫌がる一方的な行為は避けるべきです。
また私の経験上、年齢や婚姻状況に関係なく発生していると考えます。
特にストーカー被害については、数々の傷害事件でも紹介されておりますので、すぐに警察などに相談するなど、早めの対策が必要です。
第三者型
・セクハラに気付いても見て見ぬふり
ここまで紹介してきた数々のセクハラに対し、見て見ぬふりを貫き通すことも間接的なセクハラの加害者になります。
セクハラが起きていることを知りながら、止めなかったものは手を貸したと判断され懲罰の対象となる企業も増えてきたようです。
一人一人の無関心がセクハラの温厚となっていることを予め自覚していきましょう!
まとめ:よく理解して、行動に移しましょうね!
今回の記事では、セクハラについてまとめさせて頂きました。
あなたは、いくつ当てはまりましたか?
もし各設問に該当する行為を行っていたり、該当する行為が確認できた場合は、直ちにやめましょう!
また、被害にあわれている方は、仲間や労働組合に相談したり、相談窓口に電話するなどエスカレートする前に行動に移しましょう!
以下の記事では仲間との協力関係を一層築ける社内イベントの運営方法について解説しておりますので、是非お読みいただき実践して頂けたらと思います。
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