
日産労組さん、昨春闘では継続した賃上げとなりましたね!
ただ、大幅赤字からの経営再建真っ只!賃上げどころじゃない?
今春闘はどうなっちゃうのでしょうか!?
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- 2026春闘 ”最新情報”|日産自動車労働組合
- 2026春闘の日程と流れについて
- 2026春闘 賃上げ要求と回答まとめ
- 過去10年間における春闘賃上げの推移と背景
- 日産自動車労働組合について
✅本記事の信頼性

- 当記事における春闘情報は以下を参考にしております。出典:連合2025春闘、連合2026春闘、NHKニュース
- 日産自動車労働組合様における情報は、公式HPより拝見させていただきました。出典:日産自動車労働組合HP
目次
2026春闘 ”最新情報”|日産自動車労働組合

最新速報:2025年12月22日
日産労連は、ベア要求額の目安を25春闘と同じ「月額1万2000円以上」とする案を固めました。

日産は経営再建中ですが、物価高や人手不足を踏まえ「最低でも昨年要求を下回らない水準」の賃上げを目指すようです。ただ大赤字が続いている中なので、賃上げよりも雇用の安定の方が優先度高そうですね(;´・ω・)
2025年12月12日
自動車総連は12日、春闘におけるベア要求目安を「1万2000円以上」とする案をまとめました。前年は「1万2000円」でしたので、新たに「以上」が付いた形ですね!
自動車総連の金子晃浩会長は、

金子会長
1万2000円以上というのは単なる要求ではない。その実現にこだわる!
と話しています。

トランプ関税の影響で業績見通しもあまりよくない中でも、この賃上げの流れを維持したいという思いのようですね!
2025年11月28日
連合は11月28日、中央委員会を開催し、2026春闘における闘争方針を正式決定を発表しました。
来春闘での賃上げを大手を含む全体では、昨年に引き続き定期昇給分を含めて「5%以上」、
中小企業の労働組合では大手との格差是正を1%上乗せし「6%以上」、
契約社員やパートなどの非正規労働者の賃上げは、目安を「7%以上」としています。

一見昨年と同じようにも見えますが、中小企業を一律6%以上としたことや、新たに非正規雇用の賃上げ目安も明示しましたね!
2025春闘との連合の方針を比較しました!👇

2025年11月26日
「自動車総連、電機連合、基幹労連、JAM、全電線」の五つの産別組織で構成される金属労協は、2026年春闘におけるベアの統一要求水準を「月1万2000円以上」とする方針案を発表しました。要求額は過去最高だった昨年と同水準。米国による関税の影響懸念もあるが、物価高を上回る賃上げを目指すとのことです。
金属労協の金子晃浩議長は、

金子議長
物価上昇を上回る賃上げを何としても獲得する!
としています。
2025年11月25日
政府と経済界、労働界の代表が協議する政労使の会議が25日、首相官邸で開かれました。
高市早苗首相は来年の春闘に向け、

5%を超える高水準となっている賃上げを確かなものとして定着させるために協力を心よりお願いする。政府は賃上げを事業者に丸投げせず、継続的に賃上げできる環境を整備するという内閣の方針への理解を(労使から)得られた。
としています。
また連合の芳野会長は

賃上げの実現に向けて同じ方向性を確認できた。政府の支援策に期待したい。(労働時間規制の緩和に対し)労働者の命と健康を確保することを考えると規制緩和は認められない。
としています。
2025年7月30日
日産自動車は、2025年度第1四半期(2025年4月1日~6月30日)の決算を発表しました。
- 売上高:2兆7069億600万円(前年同期9.7%減)
- 営業利益:-791億2400万円(前年同期9億9500万円)
- 営業利益率:-2.9%
- 経常利益:-1092億3100万円(前年同期651億2800万円)
- 当期純利益:-1157億5800万円(前年同期285億6200万円)
- グローバル販売台数:70万7000台(前年同期78万7000台)

経営悪化はニュースなどで見て理解していましたが、ここまで赤字が進んでいたとは・・日産のエスピノーサ社長は、経営再建計画「Re:Nissan」を掲げ、「コスト構造の改善」「市場・商品戦略の再定義」「パートナーシップの強化」の3本柱で改革を進めていますね!
2026春闘の日程・流れについて


2026春闘の流れを2025春闘をベースに確認していきましょう!
春闘の日程
※2026年度の活動計画・実績を朱記追記します。
| 【日付】 | 【内容】 |
|---|---|
| 2024年11月26日 2025年11月25日 | 方向性:経済界の代表と会談 |
| 2024年11月28日 2025年11月28日 | 連合:春闘要求方針決定 |
| 2024年12月3日 2025年12月3日 | 金属労協:春闘要求方針決定 |
| 2024年12月11日 2025年12月12日 | 自動車総連:春闘要求方針固め |
| 2025年1月9日 | 自動車総連:春闘要求方針決定 |
| 2025年2月5日 | 日産労組:春闘要求方針固め |
| 2024年2月7日 | 日産労組:春闘要求方針決定 |
| 2025年2月12日 | 日産労組:春闘要求書を提出 |
| 2025年3月12日 | 集中回答日 |

準備から回答集計まで春闘はほぼ半年を通して進められていますね!
2026春闘 賃上げ要求と回答まとめ


2026春闘については情報が入り次第更新いたしますので、先に2025春闘をおさらいしておきましょう!👇
①春闘要求について
2025年2月5日、日産労組は5日、2025春闘における平均賃上げ額(定昇+ベア等)として「1万8000円」を要求するとのことです。「会社の業績は悪化しているが、物価上昇などを踏まえ、昨年の要求・回答実績の1万8000円と同等水準を維持する」とのこと。
会社業績については、2024年4-12月期の連結業績において、純利益が前年同期比98.4%減の51億円、中国市場での販売低迷などの影響により、通期の純損益は800億円の赤字となる見通しであるため、良い状況とはいえませんが、ここで踏み止まれば
②世間動向について(2026春闘)
連合は2025年11月28日、第96回中央委員会を開催し、2026春闘における闘争方針を正式決定を発表しました。
来春闘での賃上げを大手を含む全体では、3年連続で定期昇給分を含めて「5%以上」、
中小企業の労働組合では大手との格差是正を1%上乗せし「6%以上」、
契約社員やパートなどの非正規労働者の賃上げは「7%以上」を求めます。
芳野会長は取材にて、

今週の政労使会議では政府、使用者そして私たち労働側と、春闘に対する方向性については確認ができた。今回は結果にこだわり全国津々浦々、目標達成に向けてしっかりと運動を展開していきたい!
と述べています。

一見昨年と同じようにも見えますが、中小企業を一律6%以上としたことや、新たに非正規雇用の賃上げ目安も明示しましたね!
2025春闘との連合の方針を比較しました!👇

③会社回答について
2025年3月12日、集中回答日に会社回答が発表され、ベア+定昇等で総額「月平均1万6500円」の賃上げとなりました!
組合要求は「月平均1万8000円」でしたので、残念ながら5年連続での満額回答とはなりませんでしたが、現在の業績不振や社長交代など先行き不透明な状況だとしょうがないかもしれませんね(;´・ω・)

近年マヒしていますが、満額回答が当たり前ではありません!
まずは「組合執行部の皆様お疲れさまでした!」と組合員の方は伝えてあげて欲しいです。ここから復活して来年満額回答を勝ち取りましょう!
過去10年間における春闘賃上げの推移と背景

ここまで2026春闘についてお伝えしてきましたが、これまでの過去10年間における日産自動車労働組合の要求額と回答は以下の通りです。
| 年度 | 要求額(平均) | 回答(平均) |
|---|---|---|
| 2014 | 9,500円 | 9,500円 |
| 2015 | 12,000円 | 11,000円 |
| 2016 | 9,000円 | 9,000円 |
| 2017 | 9,000円 | 7,500円 |
| 2018 | 9,000円 | 満額回答 |
| 2019 | 9,000円 (内賃上げ3,000円) | 満額回答 |
| 2020 | 9,000円 (内賃上げ3,000円) | 7,000円 |
| 2021 | 非公開 | 満額回答 |
| 2022 | 8,000円 | 満額回答 |
| 2023 | 12,000円 | 満額回答 |
| 2024 | 18,000円 | 満額回答 |
| 2025 | 18,000円 | 16,500円 |
| 2026 | ??? | ??? |

経営状態は悪かったものの、ここまで連続して大幅賃上げが達成されてきましたね!
日産自動車労働組合について


日産自動車労働組合さんについて簡単にご紹介しますね!
~日産自動車労働組合について~
- 結成:1953年 日産自動車労働組合(日産労組)
- 支部数:8支部(横浜、栃木、いわき、九州など)
- 所在地:神奈川県横浜市
- 組合員数:20,642名(2025年3月13日時点)
- 平均年齢:39.4歳(2025年3月13日時点)
- 平均勤続:13.9年(2025年3月13日時点)
- 上部団体:日産労連、自動車総連、連合等
~特記~
- 基本理念は「企業の発展の源は人である」
- 団体交渉が年2回あり、「春の取り組み」「秋の取り組み」と2回に内容を分けている。
団体交渉が「春の取り組み」と「秋の取り組み」という名称で2回に分かれているようです。
春の取り組み:賃上げ、年間一時金、所定内労働時間の短縮 等
秋の取り組み:労働諸条件の改善

団体交渉が2回に分かれていれば、一つ一つの要求内容に避けられる時間も多くなるので、非常に良い方法だと思います!
(ただし、組合役員の方は大変ですが・・・)
まとめ:まずは雇用の安定か?

今回の記事では、日産自動車労働組合さんの2026春闘結果等についてご紹介いたしました。
あらためて、2026春闘における要求額と回答は以下の通りです。
| ✅2026春闘の結果 |
|---|
| 労組:平均???円の賃上げ要求 |
| 企業:平均???円の回答 |
最後までお読み頂きありがとうございました!



コメント
9000人のリストラ組合としてどう取り組む考えですか?
山田さん、コメントありがとうございます。
日産社員の方でしょうか?残念ながら、私は日産労組のものではないためお答えできません。
世界を対象とした9000人とのことなので、まずは日本における対象範囲についての確認が必要と思います。
またリストラはいわゆる整理解雇であり、事業継続における最終手段です。
有効とする4要素(必要性、回避措置の実施、選定の合理性、手続きの妥当性)の妥当性が問われますので、今後労使間の協議が続くと考えています。