フレックス勤務って出勤時間も自由だよね?
基本毎朝朝礼あるけど、これってどうなの?
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- フレックスタイム勤務は自由に出勤時間を決められるのでは?
- フレックス勤務の職場で毎朝朝礼ってどうなの?
- そもそもフレックスタイム勤務ってなに?
✅本記事の信頼性
勤務体系には様々ありますが、もしあなたが「フレックスタイム勤務」なら、それは一つのメリットになりますね!
フレックスタイム勤務制度とは?
フレックスタイム制とは、毎日の仕事において、始業時間と終業時間をあらかじめ決められた範囲の中で労働者が自由に決めることができる制度になります。
たとえば、会社側が就業規則に「8~17時勤務(休憩12~13時)」と定めていた場合、私たちはそれに従って毎日計8時間勤務をすることになります。
それに対し、フレックスタイム勤務であれば、「今日は子供の送り迎えがあるから、10時から16時までの勤務にしよう!」
といったように、勤務時間をあなた都合で調整することができるのです。
ただし!もちろんですが、当月の実労働時間が当月の就業すべき所定労働時間を下回った場合、次の給料で精算控除されますので、月の給料は減ります(;´・ω・)
また、就業規則でコアタイムを設定している場合、
例えば「10時~12時、13時~15時」をコアタイムとしている場合、この時間は必ず勤務しなければなりません。
この調整できる範囲の時間を「フレキシブルタイム」と呼びます。
コアタイムやフレキシブルタイム、1日の最低勤務時間などは労働協約・就業規則などで定められていると思いますので、利用する前にはよくご確認ください。
フレックスタイム勤務制度は、ワークライフバランスの観点から導入された制度ですので、もしあなたが対象者であれば、ぜひ有効に使いましょう!
毎朝の朝礼出席は絶対?
結論から言うと、もしその朝礼時間が「フレキシブルタイム」時間中なのであれば、会社側は原則、朝礼出席を命じることはできません。
もちろん、コアタイムが10時から設定されており、10時から朝礼を行うのであれば、朝礼出席を命じることはなんら問題ありません。
ただし、「会社は、業務上の必要に応じて、従業員に早出又は居残りを命じることがある」といったことが定められていた場合は、要確認が必要です。
結局のところは、あなたの勤め先で設定されている労働協約や就業規則によるところではありますので、よくご確認いただければと思います。
以下の記事で「労働協約」と「就業規則」について説明しています↓
私の職場について(参考例)
結局のところ、その会社での労働協約や就業規則による…だけだと参考にならないので、私の会社でのルールを参考にお伝えします。
~就業規則(わたしの勤務先)~
- フレックスタイム勤務…あり
- 所属上長が不適当と判断した場合は対象から除外可
- 所定労働時間は8時間
- フレキシブルタイムは6時~22時(12~13時:休憩)
- フレキシブルタイムで始業及び終業時間を変更する場合は、あらかじめ申請が必要。
- 最低労働時間1時間
- コアタイム…なし
~わたしの職場~
- 毎朝8時から朝礼。
- 強制ではないが、基本朝礼までには出勤を間に合わせる。
- フレックスタイム申請者の申し出が優先される。
- 基本前日までに申請だが、当日寝坊→フレックスタイム勤務と変更することも暗黙で通っている。
私の会社は数年前にコアタイムが廃止されたため、極端な話、11時~12時の1時間だけ出勤なんて日も可能になります(; ・`д・´)
ただし、権利を悪用するなら、せっかくのメリットであるフレックスタイム勤務から除外される可能性もあるかも。
朝礼については、他社さんとの取引が多く発生する部署な為、基本は他社さんに迷惑をかけぬよう朝礼時間には出勤を間に合わせます。
どうしてもというときは、仲間に協力をお願いすることもありますね。
まとめ:フレックスタイムをうまく活用しましょう!
今回の記事では「フレックスタイム勤務」について、参考例を交えて解説させて頂きました。
もしあなたが新入組合員なのであれば、不明点はお近くの組合役員や人事担当の方にお聞きしても良いですし、組合役員の方であれば、もしかしたら不当であると意見してくる人もいるかもしれません。
そういったときに、就業規則を理解していればスムーズに回答することができますね!( *´艸`)
お休みという意味では、「有給休暇」も該当してくると思います。以下の記事にまとめておりますので、是非お読み頂き、知識を高めてもらえればと思います。
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