2024春闘で一番賃上げした自動車メーカーはどこだろう?
それぞれの企業の違いも知りたいな!
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
☆自動車総連に加盟している自動車メーカー11社を徹底比較!
☆各自動車メーカーの紹介!
☆以下の項目を徹底比較しランキング作成!
- 平均賃上げ額
- 組合員数
- 賃上げ必要原資
- 平均年齢
- 平均勤続年数
✅本記事の信頼性
- 当記事における情報は以下の出典を参考にしています。出典:連合2024春闘
目次
☆大手自動車メーカー11社を徹底比較!
2024年3月、大手自動車メーカー各社は円安による好業績もあり、2024春闘において多くの賃上げを達成いたしました!
今回の記事では、そんな各自動車メーカーの賃上げ額をランキング形式で紹介します!
また、各自動車メーカーの労働組合に加入している組合員数や平均勤続年数なども併せて比較し、各社の状況を確認してみましょう!
比較してみると結構面白い結果が出ましたよ!
春闘における各企業の状況や知っておきたい知識になど関する記事を以下のページにまとめていますので、良かったらご覧ください!👇
☆大手自動車メーカー11社の紹介!
ランキングを紹介する前に、自動車総連とそれに加盟する各社、各労組を紹介いたします!
自動車総連について
自動車総連(全日本自動車産業労働組合総連合会)は、全トヨタ連合(トヨタ労組)などの自動車メーカーや、部品メーカー、販売、輸送の各業種などの労組が加盟し、約78万6千人(2023年9月現在)を擁する産別労組になります。
加盟している労連は全部で12あり、うち自動車メーカーに当たるのが11労連になります。
産別労組について知りたい方はこちら👇
自動車メーカー11社の紹介
以下が自動車総連に加盟している自動車メーカー11社になります。
No. | 企業名 | 労組名(代表) | 紹介記事 |
1 | トヨタ自動車 | トヨタ自動車労組 | |
2 | 日産自動車 | 日産自動車労組 | |
3 | 本田技研工業 | 本田技研労組 | |
4 | マツダ | マツダ労組 | |
5 | 三菱自工 | 三菱自工労組 | |
6 | スズキ | スズキ労組 | |
7 | SUBARU | SUBARU労組 | |
8 | ダイハツ | ダイハツ労組 | |
9 | いすゞ | いすゞ労組 | |
10 | 日野自動車 | 日野自動車労組 | |
11 | ヤマハ発動機 | ヤマハ発動機労組 |
そうそうたるメンバーですね(; ・`д・´)
各項目における徹底比較ランキング!
それではここから各メーカーの比較ランキングを紹介いたします!
ランキングを作る上での情報は、連合発行の「2024春闘 回答速報」に掲載のデータを元にしています。
①平均賃上げ額
まずは、2024春闘における平均賃上げ額(定昇+ベア)になります。
トヨタ自動車様におかれましては、平均賃上げ額を非公開とされておりますので、申し訳ありませんが「ランク外」とさせて頂きました。
1位はスズキの21,000円となりました!
ただスズキに関しては、「組合要求を超える平均10%以上の賃金引き上げを実施」となっておりますので、実際はもっと賃上げしたのかもしれませんね!
ダイハツさんにおかれましては、認証不正問題の影響もあり組合としては要求しておりませんでしたが、風土改善に向けての組合員の決意に応えるため、多少なりとも賃上げに踏み切ったようですね!
②組合員数
続いて、各メーカーにおける組合員数のランキングです。
組員が多ければ自ずと賃上げに伴う影響が大きくなりますね!
1位はやはりトヨタ自動車となりました!
2位の本田技研とも2万人以上の差がありますので、そのメーカーとしての大きさはやっぱりすごいですね(; ・`д・´)
③賃上げ必要原資
ここでは賃上げに掛かる原資として、1つ目の「平均賃上げ額」と2つ目の「組合員数」を掛けた数字を賃上げにかかる原資としてランキングにしました。
誠に申し訳ありませんが、トヨタ自動車様におかれましては、平均賃上げ額を非公開とされておりますので、こちらでも「ランク外」とさせて頂きました。
1位はトヨタに次ぐ組合員数を誇る本田技研となりました!
2位の日産自動車は賃上げ5位、組合員数も4位でしたが、実際にかかる原資としては2位と結構なものになっているようですね(;´・ω・)
④平均年齢
続いて組合員の平均年齢になります。
どのメーカーも新入社員の獲得や世代交代に力を入れているため、平均年齢が若い順位にランキングを作成いたしました。
1位はなんと日野自動車となりました!
組合員数も1万人を超えた状態での平均年齢が37.8歳ですから、非常に若い方が多くいることがわかりますね!
逆に最も平均年齢が高いのが本田技研となりました。
これから急速に若返りが進むか、定年延長とするか、各社で方針が分かれてくるかもしれませんね
⑤平均勤続年数
続いて、平均勤続年数になります。
人の入れ替わりが多く、どこも退職者に悩まされているかと思いますが、勤続年数が長いというのはそれだけ組合員にとって魅力的な企業である証ですから、もちろん年数が長い順でランキングを作成しました
1位は本田技研の20.5年となりました!
11社あるうちの唯一の20年越えで、2位トヨタとも約2年も離していますね。
F1を代表するモータースポーツの最高峰で活躍するメーカーですし、やはりそこに魅力を感じ愛社精神を持った方が多いのかもしれませんね!
まとめ:2025春闘でのランキングもお楽しみに!
今回の記事では、大手自動車メーカー11社についてランキング形式で紹介させて頂きました!
あらためて、各項目における1位は以下の通りです。
平均賃上げ:1位 スズキ 21,000円↑
組合員数:1位 トヨタ 58,579名
賃上げ必要原資:1位 本田技研 68,896万円
平均年齢:1位 日野自動車 37.8歳
平均勤続:1位 本田技研 20.5年
最後までお読み頂きありがとうございました!
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